2013年5月24日金曜日

フライパン

フライパン(frying pan)は、焼く・炒めるなどの調理法で用いる調理器具であり、鍋(クッキングパン)の一種。


鍋の中では、比較して浅く径が大きい事が特徴。胴部が外側に傾斜している物が多い[1]。浅い為に、容積が少なく、一般的には焼く、炒めるなどの用途に使われ、食用油を入れて揚げる事や、水を入れたり蓋をする事によって蒸す調理にも使用される。一般的には蓋が付属していないことがあるものの、蓋をして調理することもある。
鉄のフライパンは、使用時に金属臭(金気)が出るのを防ぐため使い初める際に油焼きの処理が行われる事がある[2]。
素材など種類も多く、鉄、ステンレス、アルミニウム、琺瑯びきなどがあり[3]、鉄板を加工したり、鋳造・鋳物などの製法と、テフロン加工のような表面加工も行われる。
柄は、金属や木が使用される。本体にネジ止めしたものがあるが、厚い鉄板をV字型に加工した上でリベットや溶接で固定する事もあり、またパイプ状の物を使用する事もある。


材質


鉄フライパンは、油なじみが良いうえ熱容量が大きく[4]、かつ耐摩耗性と強度も高いため、古くから多用されてきた。プロの調理人が使用する業務用フライパンが多く[5]、料理好きな人も使用している事がある。鉄は酸化(錆の発生)が起こる事から、気遣いが必要である。通常、鋼板をプレスして成型する。

アルミニウム
アルミニウム製のフライパンは、家庭用にも広く普及している。軽いが油のなじみが悪く、酸によって腐食する。また熱容量が小さく、摩擦に弱いなど耐久性でも劣っている事から焦げ付きやすく、表面をフッ素樹脂でコーティングしたり、鋳造によって肉厚に作ることで、熱容量の小ささと焦げにくさを補う製品がある。プロ用はAS3905/AS3905硬質アルミを使用して耐食・耐摩耗性を上げた製品がある。キャンプ用に軽さを重視したアルミ板をプレス加工した製品もある。

チタン
軽いチタン製も出回っているが、高価である事から薄く、扱い方が異なる。

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